ランナーズニー③(膝蓋靭帯炎)

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今回もランニングで起きやすいものである膝蓋靭帯炎を説明したいと思います。

●膝蓋靭帯炎とは

ランニングで膝のお皿(膝蓋骨)周辺が痛くなることが多いのは良くあることで、その中でもお皿の真下にある出

っ張り(脛骨粗面)に痛みが出やすく、そこは太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)がお皿から、膝蓋靭帯

として脛骨粗面に付着しており、膝を伸ばす作用として役割を果たしています。

スポーツや仕事、日常生活(立ち仕事、階段や坂道の昇降が多い)で使いすぎると、膝周辺に痛みの訴えがあったり、

陸上球技(跳躍種目)やバスケ、バレーボールなどジャンプが多い種目で痛みを訴えることが多いのでジャンパー膝

呼ばれたり、マラソンや走る競技で痛みもでるのでランナー膝(ランナーズニー)とも呼ばれます。

●なぜ痛むか

ジャンプや階段の下りの着地時の地面からの衝撃は、大腿四頭筋(太ももの前)・膝蓋靭帯が吸収する

のですが、繰り返しの衝撃や疲労などが積み重なると膝蓋骨や脛骨粗面にストレスがかかりだし痛みが発生するので

す。

●原因

・筋肉の疲労

・筋力の低下

・筋肉や関節の柔軟性の低下

・腱の弾力性の低下

このような事があって長距離を走ったり、坂道ダッシュなどの膝への負荷の繰り返しが痛みとして

でてくるのです。

●治療法

・練習の停止、軽減

・練習後のアイシング

・テーピングやサポーター

・ストレッチ、マッサージ、鍼灸治療

これらを組み合わせて痛みの軽減、回復を見ていきます。

やわらぎ治療院ではこのような膝の痛みにも対応しておりますので、お困り

の方はいつでもご相談ください。

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