今回のテーマは上腕骨の外側上顆炎です。前回は内側でしたが今回は外側の痛みで、こちらも通称テニス肘とも言います。
40~50代の男女に多く、テニスやバドミントンなどのラケットを使った競技に多く、日常動作や仕事で腕や力仕事、パソコンのマウスでも使い痛みにより発症することがあります。
●原因
腕に力を入れたり、負担をかける事により腕にある筋肉の短橈側手根伸筋が外側上顆に付着していて、
筋肉が付着部を刺激し続ける事によって腱や付着部の損傷を起こし炎症となり痛みが発生するのです。
●症状
・物をつかむ
・掴んで持ち上げる
・タオルを絞る
・車のハンドルをきる
●予防、治療法
・安静にする
・患部のアイシング
・痛み止め注射(ステロイドなど)
・肘のバンド(サポーター)
・マッサージ、鍼灸治療、ストレッチ
特にスポーツなどで多く見られる症状で、我慢している方も多くいますが放っておくと
症状がきつくなり、痛みで日常生活も困難になってきますので、
我慢しすぎずにお困りの際はいつでもご相談ください。