鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)

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今回のテーマはグロインペイン症候群です。

サッカーや陸上競技などのスポーツで鼠径部周辺(鼠径部、下腹部、内もも等)に痛みが発症しやすく、10~30歳代が主で脚の付け根に生じやすく発症するとスポーツなどのパフォーマンス低下につながりやすいです。

●こんな時になりやすい

・お尻の筋肉の硬さ・・お尻の周囲の筋肉が硬いため、シュートやターンの際に内転筋(恥骨筋、長内転筋、薄筋)や恥骨部に負担がかかり痛めてしまう

・慢性腰痛・・腸腰筋や大腿部筋(ハムストリングス)が硬くなり、骨盤の柔軟性が低下し姿勢が乱れる事によって鼠径部や恥骨部に負担をかけて痛めてしまう

・オーバートレーニング・・特定の箇所の過度な負荷によって鼠径部を痛めてしまう

・痛みの繰り返しによるもの・・以前からの他の箇所のケガをかばったり、我慢してプレイすることによって負担がかかり痛めてしまう

●原因

以前のケガであったり、全体的な疲労やオーバートレーニングにより腰部(腸腰筋)、股関節(恥骨筋、縫工筋)、臀部、大腿部(内転筋群)の筋肉が硬くなり筋力や柔軟性が低下することにより、鼠径部周囲に負担がかかり炎症が起こり痛みが発症する。

学生や熱心にトレーニングをされる方に多いので、練習を中断というのは難しく、無理している間に悪化してさらに動けないということも多くみられます。当院では出来るだけ練習を継続しながらケガからの復帰を目標としておりますのでグロインペイン症候群でお悩みの方はいつでもご相談ください。

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