今回もアキレス腱のテーマで、アキレス腱滑液包炎となります。
アキレス腱は踵の骨後方に付着しているのですが、その骨と腱の付着している間には
滑液包と呼ばれるものがありまして、ここが摩擦され負担がかかり続けると炎症が起き
痛みを生じるのです。
滑液包とは、アキレス腱が周囲との摩擦によるダメージを軽減する役割があるクッションのような組織で、
そこに炎症が引き起こされます。
●症状
・付着部の腫れ、発赤
・付着部周囲の痛み
・患部を押さえたり触れると痛む
・パンプス等、踵の硬い靴を履くことによって付着部の骨が腫れることがある
●原因
・骨の形状は個人差があるので踵が合わない靴で起こることがある
・ハイアーチ(足の甲が高い)
・内反足
●治療法
・患部の保護、靴の変更
・アイシング、湿布
・インソール
・マッサージ、鍼灸治療
スポーツや革靴などで歩いたりされる方が発症することがあり、悪化すると
歩くのがかなりつらくなったりするので、気になる方は我慢せずに、
いつでもご相談ください。